1949年発行のプレミアム切手の月に雁の小型シートを買取致しました |埼玉県所沢市中新井のお客様

切手趣味週間の月に雁の小型シートのお買取

1949年(昭和24年)に発行された「月に雁」は、前年の1948年に発行された「見返り美人」が好評だったことを受けて、翌年に販売されました。先達となった「見返り美人」は、発行枚数が少なく、当時珍しかった縦長で、絵柄が菱川師宣の浮世絵を図案化したものということもあり、海外のコレクターにまで人気となったプレミアム切手です。

その後続切手ですから、当然国際的にも注目を集め、今でも高額切手としてコレクターに人気がございます。切手の図案に採用された「月に雁」は歌川広重(安藤広重)の1832年頃の作品で、上空から眺めるような幾重にも盛り上がった空から、舞い降りる三羽の雁を短冊判にまとめた広重の傑作です。

また、切手上ではトリミングされていますが、原画には左上に「こむな夜が又も有うか月に雁」の句が書きこまれており、冴え冴えと輝く中秋の名月と蒼く流れる雲の合間、しなやかな動作で着水しようと地におりる雁という、広重が想い描く優美な理想の秋の夜を詠う句です。

月に雁 見返り美人などのプレミアム切手の買取ならお任せ下さい

現在では、不動の人気を獲得した切手「月に雁」ですが、発行当初から必ずしも人気があったわけではありませんでした。一部では販売年の内に売り捌けなかった郵便局もあったそうです。

この切手が人気になったのは、昭和20年代後半の切手ブームの時期で、「月に雁」よりも1年前に発行された「見返り美人」と共に一躍有名な存在となりました。

昭和30年代から40年代にかけて、今からは想像もできないほどの空前の切手ブームが起こり、この切手の価値も高騰しました。大卒の初任給が2万~3万だった時代にあって、1万円を超えていたこともあったそうです。

人気となった原因は、一つにそれ以前に例をみない大きさの切手だったことがあります。今ではさほど珍しくありませんが、7cm×3cmは当時ユニークな縦長のサイズでした。さらに構図の見事さ、印刷の美しさから『小さな芸術品』と呼ばれたようです。また戦後の不況の中、切手を投資目的に購入する人も数多くいたことも切手バブルに拍車を駆けた要因でした。

何でも買取します 所沢市の買取専門店 アース買取センター

現在アース買取センターでは切手・葉書の買取強化中です。今回買取させて頂きました「月に雁」のようなプレミアム切手は額面以上のお買取はもちろんのこと、バラ切手もシート切手も50円未満の低額面の切手も、書き損じの葉書も、どんな枚数でも、どんな額面でも、どんな絵柄でも査定の対象とさせていただいております。

また特に赤猿、オオパンダ等に代表される中国切手は現在相場高騰しており高額でのお買取間違いございません。切手、葉書以外にも年賀状、かもめーる、郵便書簡、レターパック、収入印紙、登記印紙、初日カバーなども買取可能です。

まずは全品無料でお値段をご提示させて頂きますので、切手、葉書、印紙などをお持ちであれば東所沢駅徒歩30秒の買取専門アース買取センターにお気軽にお問い合わせ、お立ち寄り下さい。 

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